超小型燻製器が発売されたと聞いてさっそく購入して、毎日おつまみ充できるようになり、非常に幸せである。
世界一可愛い「燻製マシ~ン」SDスモーカー1992:
手作りキットのアウベルクラフト (送料無料、7800円)
ちっちゃい。手のひらに乗る。超小型衛星よりも超小型。鶏卵が2個入る程度のサイズ。
美味い燻製の一例
- 「賞味期限間近の卵が余ってるけどどうしよう……」という時は、とりあえずゆで卵にして、唐辛子入りの醤油ダレに漬けてから燻製。燻製卵の出来上がり。ラーメンに入れるも良いし、つまみにもなる。
- うずら卵の水煮は近所のスーパーで120円くらい払えば手に入る。茹でる必要がないし、生のうずら卵と同じくらいの値段だったりする。醤油ダレに少し漬けて燻製。
- ピーナッツを投入して燻す。ウィスキーのお供に良い。
- 砂肝。
- 鮭!
- 練り物の燻製も良い。ちくわや笹かまぼこを切って燻す。魚介系は大抵美味い。
- 「魚をさばいたら中途半端な量の魚卵や肝が出てきた」という場合は、火を通してから燻す。少量でもいいつまみになる。
- 冬になったら鮟肝でやりたい。
- チャーシューの表面にちょっとだけ燻製フレーバーをつけると美味い。煙を軽くひっかける程度のイメージ。数分燻せばいい。
- おっと、定番過ぎて書くのを忘れてたよ! スモークチーズ!!!
今晩もおつまみの燻製うずら卵を作った。
近所のスーパーでうずら卵の水煮が105円で手に入ったので、これを使うことにする。生で買うと茹でて剥くのが大変だけど、水煮になってるととても簡単。
醤油と酒と唐辛子とだし汁でタレと作って漬ける。配合は「なんとなく」でも構わないし、漬けずに燻製するのも美味い。煮こんでもいいかも知れない。とりあえずこのまま1時間ほど放置。
キッチンペーパーで水気を取って乾かす。水気が残っていると、「うずらの卵の燻製」じゃなくて「うずらのゆで卵に煙たい液体がまとわりついただけの謎の物体」が出来上がってしまうので、この工程はちゃんとやろう。
これを燻製器のトレーに並べて……
スモークウッドに火をつける。2cm x 3cm 4cm程度。
20分〜1時間ほど放置。キッチンで換気扇を回してればいい。私は普段、晩御飯を作ってる横で燻製している。周りに迷惑がかからないような立地なら、屋外に置いても良し。
できあがり。
燻製は面白い。
あまり深く考えずに適当な食材を適当に突っ込んでも、それなりのものが出来る。安い食材でもいい。余り物でもいい。余程ふざけてアイスクリームでも入れない限り、何かしら美味いものができる。とりあえず自作燻製お試ししてみたかったら、専用器材を買わなくてもフライパンと網とアルミホイルでも出来るから試してみよう。
タレをちゃんと調合したり、いい具合に食材を乾燥させたりと、仕込みを頑張ればかなり良いものができる。仕込みといっても、たいてい「漬ける」「乾かす」など、「放置」系の作業なので簡単。
ちなみにこれを開発・販売している愛知県のアウベルクラフトさんの「遠赤コーヒー焙煎キット」も愛用している。自家焙煎コーヒー美味いよ。
コーヒーの自家焙煎や燻製は、なんとなく「消費するのは楽しいけれど、自分でやるようなことではない」という印象を持たれていると思う。もしくは、「道楽者が休日にDIY」というイメージ。でも、こういうお手軽で小さいグッズがあると、平日に普通にチャーハン作る感覚で豆を炒ったり卵を燻したりできる。水曜日だって家で美食したいよね。
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