シンガポールのSustainable Living Labから、竹製スマートフォンスピーカー “iBam” が届いた。天然の竹を使った手作り製品なので、頼んでから3週間かかった。
これを作っているところ
これを作っているのは、シンガポールのクラフト系ハッカー達の集うスペース “Sustainable Living Lab” というところ。
私が「この竹スピーカー欲しい」とFacebookに書き込んだら、@hisashinが「あ、それ作ってるところに先々月行ったんだけど」と言っていた。世界は狭い。彼は夏にマレーシア、シンガポール、中国の深センと香港をまわり、各地のハッカースペースを訪問してきたのだが、そのときにこのラボにも立ち寄ったのだという。
水辺に佇むラボは建物まで手作りで、とにかく何でも作ってみたい生粋のハッカー達のたまり場となっている模様。建築、家具作り、電子工作、3Dプリンタやレーザーカッターを使った造形、グルメ、ビオトープ、とにかく色々と面白いことを研究している。
サイトを見てみると、面白い商品が並んでいる。iBamのようなプロダクトだけでなく、レーザーカッター体験会や木工教室の券や、手作り水出しコーヒーメーカーを作る会のチケットまである。
開封!
宅配便の箱から出すと、かわいらしい巾着袋が登場。
取り扱い説明書と缶バッジが出てきた。
本体は、シンプルな構造ながら、加工はとても丁寧。表面も竹の表情を生かしながらツヤが出してあり、エッジの部分もなめらかになっていて、竹のトゲトゲ感は全くない。
使ってみる
iPhoneを立てて使う。ケーブルを脇から差し込めば充電しながらでも使える。
執務室のデスクの後ろ1.5mくらいの所に設置しているのだけれど、iPhoneの下から3分の1くらいの音量でも十分BGMを流すことができる。わずかに反響のかかった優しい音が出る。特にアコースティックな音に向いている。
シンプルでどんなインテリアにも合い、ほどよい存在感のあるアイテムだ。
詳しくはここのページに色々書かれている。
いくつかのオンラインストアで買えるようになっている。私はPasargoraというところで買った。注文するとメールが来て、「お使いの機種は?」と聞かれた。対象機種によって穴のサイズなどを変えているのかもしれない。グレードによって加工のクオリティや色が違い、お値段は通常版が$39、ハイグレードが$47、最高級が$54で、私が買ったのはハイグレード版、松竹梅でいうと竹。