2枚の平面画像をパノラマ化してMeta Questで立体視 (その3 Python編)

前回の「2枚の平面画像をパノラマ化してMeta Questで立体視 (その1 概要編)」と「2枚の平面画像をパノラマ化してMeta Questで立体視 (その2 Blender編)」の続き。右目用・左目用がセットになった画像をMeta Questの標準の画像ビューアで立体視できるように変換する方法を紹介しているが、今回はPython編だ。 こちらは、前回のBlenderを使った方法と比べると、一度準備が出来れば後の実行がとても簡単。コマンドひとつで生成できるので、大量生産や試行錯誤に適している。 使い方 n

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2枚の平面画像をパノラマ化してMeta Questで立体視 (その2 Blender編)

前回の記事「2枚の平面画像をパノラマ化してMeta Questで立体視 (その1 概要編)」の続き。右目用・左目用がセットになった画像をMeta Questの標準の画像ビューアで立体視できるように変換する方法を紹介する。 Blenderを使う方法とPythonを使う方法の2通りを紹介するが、今回はBlender編だ。 テンプレートを使う こちらに、テンプレートとして使えるBlenderデータを用意した。ダウンロードしてすぐ使える。 📦stereo_poster_blender.zip zip

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2枚の平面画像をパノラマ化してMeta Questで立体視 (その1 概要編)

この記事では、右目用・左目用がセットになった画像をMeta Questの標準の画像ビューアで立体視するテクニックをお伝えする。 立体視のしくみ こちらは、左右にちょっとずらした所から撮影した写真だ。左の写真を左目で、右の写真を右目で見ることで、立体的に鑑賞することができる。 立体視の仕組みは簡単。ヒトは左右の目で少し異なる風景を見ることで空間を把握している。それを再現するため、撮影地点をずらして「左目から見た風景」の画像と「右目から見た風景」の画像を作成し、左目画像を左目で、右目画像を右目で見ると立体的に見

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Meta Questヘッドセットに簡単にURLを送るブックマークレット

Meta QuestヘッドセットのブラウザでURLを開くにはどうするか。メールで送るとか、Google Keepで「データのやりとり用のメモ」を作ってログインしておくとか色々方法はあるのだが、Web Launchという仕組みがけっこう便利だ。 Web Launch Web Launchというのは、特定の仕様に沿ったURLにアクセスすることでMeta QuestヘッドセットでURLを開く、あるいは保存する仕組みだ。詳しくはこちらの公式ドキュメントに書かれている。 使い方はシンプルで、 にエンコード済のURLを

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アーマードコア6のパノラマ立体視画像を合成してVRで鑑賞する

前回の記事「アーマードコア6のパノラマ画像を合成してVR作業環境の背景にする」の続き。 今度は、立体視できるパノラマ画像を作ることに成功した。見回せるだけでなく、遠近感がついた。VRヘッドセットで鑑賞すると、目の前に機体があり、手を伸ばせば触れることができそうだ。臨場感と立体感に脳を焼かれる。これはぜひ体験してもらいたいので、作り方を解説する。ちょっと手間はかかるが、その価値はある。 どんな出来上がりになるのかをお伝えするため、サンプルを置いておく。VRヘッドセットをお持ちの方はリンク先の画像をダウンロード

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アーマードコア6のパノラマ画像を合成してVR作業環境の背景にする

世の中には、色々な方向を撮影した風景写真を自動で合成し、パノラマ画像を生成してくれるソフトウェアがある。全天球がなくても、普通のカメラがあれば、パノラマ画像ができてしまうのだ。それをパノラマビューアでぐるぐる回したり、VRで没入したり、3DCGの背景にしたりすることができる。 現実世界で撮影したもの以外でもパノラマが作れるので、好きなゲームの全方位スクリーンショットを撮ってパノラマ化し、その世界に没入してみようというのが本記事のテーマである。 アーマードコア6にはフォトモードというのがあり、ゲームを途中で一

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