髪を50cmほど切ってヘアドネーションした


先月髪を50cmほど切った。

ビフォー。長い。

アフター。爽やかで大変素敵である。


バッサリと50cm切るとさすがに頭が軽くなる。リングフィットアドベンチャーも捗るし、風呂の後に乾かすのも楽になった。

今までの人生の大半をショートヘアで過ごしていたが、ここ5年ほどずっと伸ばしていた。「なんか面白そうだしロングヘアを体験してみたい」という好奇心と、第一子が生まれて美容院に頻繁に行けなくなりショートだと維持しづいらいだろうという事情。

しかし、実際伸ばしてみると、ストレートの太い毛なのでアレンジもいまいち決まらない。毎日風呂の後に乾かすのも大変だし、抜け毛の掃除が面倒だし、1歳の次女が面白半分で引っ張るし、なにかと不都合や苦労が多い。そしてなにより、顔立ち的にもキャラクター的にもイマイチ似合ってってない。こうなったら切るしかない。

そこでヘアドネーションである。

ヘアドネーションとは何ぞやという話だが、病気や怪我、病気治療の副作用などの事情で頭髪に悩みのある子供たちのためにウィッグの材料となる髪の毛を寄付することができる。31cm (12インチ) 以上の髪を受け付けている。ロングヘアのウィッグを希望する子供のために、50cmくらいあるとさらに嬉しいらしい。

私は今まで地理的にちょっと通いにくいサロンに通っていたので、これを機に地元でいいところを探す。ヘアドネーションのサイトで、活動に賛同しているサロンが検索できる。

賛同サロンだと美容師さんも慣れていて、手早く小さな束にわけてきれいに切ってくれた。髪束を安全に持って帰るための袋を持参するのが吉。

94gある。地味に重かったんだな。ジップロックに入れて、大阪のヘアドネーションの事務所に送る。私の頭皮から生えてずっとぶらぶらとぶら下がっていた毛は、他の誰かの頭に引っ越すことになる。幸運を。

返信用の封筒を一緒に送ったら、だいたい1ヶ月に記念のステッカーが届いた。

これからロングヘアを切ってイメチェンしたい方は、ぜひヘアドネーションのことをおぼえていてほしい。美容院の床にファサーッと落ちて箒で掃かれるより、必要としている子供の頭で新たな役目を果たす方が多分良い。