【レビュー】戦場に舞ったビラ 伝単で読み直す太平洋戦争

先日読んだ本を紹介する。 Kindle版で読んだ。 伝単というのは、戦時に敵国の人々に向けて撒くビラのことである。戦意を喪失させたり、印象操作をしたり、煽ったり、投降を呼びかけたりするために作られ、飛行機などでばら撒かれる。「紙の爆弾」と呼ばれることもある。 本書は、日中戦争および太平洋戦争中の伝単をテーマにした本である。 どうしても、伝単というと、ブラックユーモアの効いたイラストであったり、美味しそうな食べ物の写真や一見紙幣に見えるデザインの物であったりと、インパクト重視のものばかりが有名になってしまう。

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【レビュー】オービタル・クラウド

「オービタル・クラウド」が文庫化 (当然Kindle版もあるよ!) されたので、簡単なレビューを書いて推しておく。 私が読んだのはオリジナルの方。文庫化にあたり、物語の設定も含めて色々書き換えられているらしい。 【藤井太洋さん書店表敬訪問】マメ知識 藤井太洋さんは文庫化に際して現時点の社会に不自然のないように数箇所修正されていますが、単行本時からのいちばんの大きな変化はイランとアメリカの国交回復だったそうです。確かに予期せぬ変化ですね。 — 早川書房営業部 (@hykw_sales) June 3, 201

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