街中の化石を探してみよう

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建物の壁にはけっこう化石が埋まっている。サンゴや貝やその他の水中の生物の死骸が堆積してできた石灰岩など、生物に由来する岩石がそのまま石材として使われ、表面に化石の断面が現れるという仕組みだ。おしゃれな建物のエントランス部分や下層階などにはけっこうそういう石材が使われていて、眺めてみると綺麗なアンモナイトの渦巻きが見つかったりする。

私が最近見てきた街中の化石を紹介する。

東京駅周辺

東京駅付近は豪華でおしゃれな建物が多く、化石がとにかく大量にある。

丸の内オアゾの地下

丸善で買い物をしたときに発見した。地下1階の壁が化石だらけでとっても賑やか。非常にはっきりと見えるので、初心者向け。アンモナイト以外の化石もいろいろ見つかる。

東京駅八重洲北口 丸の内中央ビル下

色が薄いのでちょっと難易度が高い。

↓この写真の左のあたりの壁をよーく見てみよう。

上野・国立科学博物館

科学博物館でもアンモナイトの化石が見られる。

こちらは展示品のアンモナイトさん。

そして、こちらは展示品じゃないほうのアンモナイトさん。

日本館2Fの吹き抜けの周りの壁に埋まっている。

石材自体の模様がけっこう派手なので見つけにくいが、よーく観察すると妙に綺麗で異質な曲線があるのに気づく。一匹見つけると目が慣れてきて二匹三匹と見つかる。がんばって探そう。

秋葉原・ワシントンホテル

秋葉原駅の南西、昭和通り口側のワシントンホテル。デニーズとかが入っている建物だ。ここのエントランス付近に大量の化石が埋まっている。建物に入らなくても見られるし、けっこう目立つ。

黒いの剣のようなものもあるけれど、これは多分ベレムナイト。イカみたいなやつ。

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