ライスクリスピーと水飴で雷おこしのような物を作ろう

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雷おこしを作るには「おこし種」という物が必要なのだが、お米を蒸して乾燥させて焙煎して……と大変らしい。しかし、朝食シリアルとしてスーパーマーケット等で普通に売られているライスクリスピーを使うと、おうちで楽しく「雷おこしのような物」を作ることができる。普通の雷おこしよりも若干柔らかく、さくっとしているので、子供でも食べやすい。

材料

必ず必要なのが水飴。今回の記事で紹介しているような分量だと水飴大さじ3杯を使っている。それからライスクリスピー。こちらは50gほど使った。そんなに大量に使うわけではないが、調整しながらちょっとずつ入れたほうが良いので、ぎりぎりの分量を予め用意しておくよりも、朝食用に買っておいた袋からちょっと投入するという気分で作るとよい。

それ以外に、ちょっとだけ混ぜる具があると良い。砕いたピーナッツを入れるのが最もメジャーだけど、あんこもおすすめ。ジャムを入れてフルーツ風味にしたり、色々とアレンジができる。あまり入れすぎると水飴の粘り気が損なわれて固まりにくくなるので少量から試すとよい。

道具は、鍋ひとつと、浅めのトレー。さらにオーブンペーパーを敷いておくと良い。

作り方・概要

作り方をざっくり説明すると以下の通り。

  • 鍋で水飴をぐつぐつ煮る
  • 具を混ぜる
  • ライスクリスピーを投入して混ぜる
  • 平らに整形する。オーブンペーパーなどの上でやると良い
  • 冷ます
  • 包丁で切る

作り方・もうちょっとくわしく

では、各工程をもうちょっと詳しく説明する。

下準備として、すぐに使える場所に浅いトレーなどを用意しておく。オーブンシートがあれば敷いておく。

鍋に水飴を入れ、ぐつぐつするまで煮る。ぐつぐつしたらピーナッツやあんこなどの具を入れる。

ぐつぐつに煮えた水飴にあんこをちょっぴり投入

混ぜながら具の量を調整する。水飴の粘り気が維持できる程度の分量にしておく。

水飴とあんこをかきまぜる

ここでライスクリスピーを投入。分量がなかなか難しいのだが、ライスクリスピーの粒が水飴でコーティングされ、粒同士がくっつき、混ぜると少し糸を引くくらいが良い。水飴に対してライスクリスピーが多すぎると崩れやすくなり、少なすぎると今度は水飴がベタッとしてさくさくした食感が失われてしまう。

ライスクリスピーを入れて水飴を絡める

混ざった材料をトレーに出す。

温かいうちに平らに形を整える。

オーブンペーパーを使う場合、くるっと包んで上からまな板などで軽くおさえると形が整う。

しばらく冷ます。暑い日は冷蔵庫のほうがいいかもしれない。

包丁で切る。うまく出来るとスパッときれいに気持ちよく切れる。

できあがり。さっくさくでおいしいよ!

こちらはスタンダードなピーナッツバージョン。他にもいろいろ具を工夫しておいしいおやつを作ろう!

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