ニラを冷凍し、いつでもチヂミを作れるようにする

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ニラはどうしても余りやすい。しかもすぐに傷んでしまう。一束買って餃子に使うとどうしても余る。余ったニラをスマートに使い切る良い方法はないだろうかと考えたところ、「冷凍していつでもチヂミを作れるようにする」というのがベストであるという結論に達した。

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チヂミは良い

カリッと焼き上がったチヂミ

チヂミは良い。

とにかく美味しいし、焼き肉のときに一緒に出てくるととても嬉しい。スナック感覚で食べることもできるし、ニラを入れ過ぎなければ朝食にも良い。

材料も色々なものが使える。基本はニラ。ニラがないとちょっとチヂミっぽくない。それから玉ねぎ、さらにパプリカかピーマンがあると嬉しいけれどそのへんはオプションで。タンパク質担当は、ツナ缶やハム、シーフードミックスなど、けっこうなんでも使える。 備蓄してある缶詰を投入するのも良いので、ローリングストック運用の一環にもなる。

チヂミだけで栄養が摂れるのも良い。偏食な子供も、とりあえずチヂミを食べれば炭水化物と野菜系とタンパク質が一気に摂取できる。

冷凍する

餃子作りなどで余ったニラを保存しよう。2〜4cmくらいに切って袋に入れ、冷凍庫に入れる。凍りかけたころに一旦袋を軽くモミモミしてばらすと使いやすくなる。

刻まれたニラの山

玉ねぎを一緒に冷凍するのもいい。野菜はけっこう冷凍保存がきくので、中途半端に残ったパプリカやピーマンを一緒に凍らせてもいい。

ニラの山に薄切り玉ねぎが加わった

チヂミ粉

いつでもチヂミを作れる体制を整えるにあたり、チヂミ粉というものが役に立ってくれる。

チヂミ粉
宋家秘伝チヂミ粉

基本の小麦粉に加え、チヂミの生地に必要なフレーバーが入っている。にんにくは入っているのが殆どわからない程度の量なので、お出かけ前に食べても大丈夫。この粉と水を混ぜ合わせて具を投入すればあとは焼くだけだ。忙しい時でもすぐ作れる。

作る

チヂミを作るのは簡単だ。さきほど登場したチヂミ粉に所定の量の水を入れて混ぜる。

具を投入する。冷凍野菜は解凍する必要はない。生地にそのまま投入すればすぐに融ける。他の具材はその日の冷蔵庫の事情に合わせて考えれば良い。ハムやベーコンを刻んで入れたり、野菜をさらに追加したり、ツナ缶やスパムを投入したりするのがおすすめ。

シーフードミックスを入れる場合はレンジか塩水で軽く解凍しておく。もしくは、生地に投入してから具材が融けるまで待つ。凍ったまま投入してすぐ焼くと、シーフードミックスに熱がゆきわたるより先に生地が焼けてしまい、エビやイカが冷たいまま残ってしまう。

焼く。

こんがり。

カリッと焼けた。

いただきます!

冷凍野菜と粉を常備しておけば、忙しい時でも、買い出しに行けない事情がある日でも、10分あれば焼きたてのおいしいチヂミが食べられる。凍らせればいいので、多めにニラを買っても、彩りにちょっと使うだけのために大きなパプリカを買っても、無駄にならない。生活に「チヂミを作って食べる」という行為を組み込もう。

冷凍ニラは便利

チヂミ以外にも冷凍ニラは活用できる。解凍してから刻んだりするとどうしても汁が出てしまうので餃子に入れたりするのはイマイチだが、そのまま炒め物に使うならば味も香りも問題ない。たとえばもやしを一袋買ってきて冷凍ニラを一緒に炒めてもいいし、ニラレバ (あるいはレバニラ) に使ってもいい。

でもやっぱりカリッと焼けたチヂミが一番美味しい。

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